印刷時の注意

  • チリ、ホコリの付着を防ぐため、できるだけ使用直前に開封して下さい。
  • アルミ貼合紙・PETフィルム貼合紙・トランスター加工紙は、傷・手垢等がつかないよう充分注意して取り扱って下さい。作業時に手袋を着用されることをお勧めします。
  • 印刷場所は、温度20~25℃、湿度50~55%にできるだけ近づけて下さい。
  • 冬期は用紙・インキの保管場所に充分ご注意下さい。用紙・インキが冷えているとインキの密着不良が発生します。ご使用前24時間以上は印刷室で用紙・インキを保管して下さい。
  • 冬期、印刷機が冷えている時は、ウォーミングアップを充分に行って下さい。
    (インキのタックアップにより、ピッキングや用紙剥離が発生します。)
  • 用紙表面の結露には充分ご注意下さい。(インキ密着不良になります。)
  • 用紙表面は非吸収性のため、湿し水の量はできる限り絞って下さい。
  • 通常のオフセット印刷では下記にご注意下さい。
    • パウダーをできる限り多めにして下さい。また、板取はこまめにして下さい。
    • 事前にインキの密着をご確認下さい。
      大日本インキ
      POP-K
      東洋インキ
      TSP-400
      TOKA
      ベストSP
      等をお勧めします。 乾燥が終了するまで静置保管してください。
      ※2色8時間程度、4色12時間程度を乾燥時間の目安として下さい。
       また、200枚程度でスノコ取りをされる事をお願い致します。
    • 印刷面積が多い場合、夏季はブロッキングにご注意下さい。印刷直後、風入れを入念に行って下さい。 (特に裏面アート紙の製品)
    • 静電気によるトラブルの際は、必要に応じて加湿及び印刷機に付属している徐電装置のご使用をお勧めします。
    • フィーダー給紙不良の際は積み込み量は、極力少なくすることをお勧めします。
      積み込みの際は、風入れを入念に行って下さい。
  • UVオフセット印刷では下記にご注意下さい。
    • UV照射はインキ密着を確認し、必要に応じ充分に行ってください。 特に紫外線の反射、吸収の大きい白、墨インキに注意して下さい。
    • 事前にインキの密着をご確認下さい。
      大日本インキ
      ダイキュアーRT-8
      東洋インキ
      FDOニューR2、FDS
      TOKA
      161、VNL
      等をお勧めします。
    • 印刷面積が多い場合、夏季はブロッキングにご注意下さい。
      印刷直後、風入れを行って下さい。(特に裏面アート紙の製品)
    • 静電気によるトラブルの際は、必要に応じて加湿及び印刷機に付属している徐電装置のご使用をお勧めします。
    • フィーダー給紙不良の際は、積み込み量は、極力少なくすることをお勧めします。
      積み込みの際は、風入れを入念に行って下さい。
  • 印刷後は、水分の吸放湿によるカール・波打ちやチリ・ホコリの付着を防止するため、用紙をストレッチフィルム(ビニール)等で覆って下さい。
  • 印刷後に表面のニス加工(UVコート)やフィルム貼り(PP・PET)をされると、傷・指紋の付着防止に効果的です。フィルムのドライラミ時は、接着剤の溶剤残りによるフィルムの剥れにご注意下さい。
  • 製函作業は、下記にご注意下さい。
    • 折部には必ず筋押しをお願い致します。
    • 折り機の折り圧はできる限り弱めでお願い致します。
    • 接着剤は、酢ビ・アクリル共重合タイプのエマルジョン系接着剤をご使用ください。事前に接着をご確認下さい。
      (非吸収面に接着剤を塗布願います。)
      サイデン化学
      サイビノール
      DBA-155、DB153A
      日栄化工
      ライフボンド
      AV-740A、AV-780N、AV-650Y-4LL
      等をお勧めします。
  • スペシャリティーズ「GT-5」の裏面に印刷をご希望される方は、弊社営業員にお尋ね下さい。
  • UVコートを厚盛り致しますと、製函の際割れが発生しますので、事前に確認を行い作業して下さい。
    特にパール、転写は割れやすい為十分注意して加工を行ってください。
  • 両面パール・両面蒸着転写加工紙は両面が非吸収性になっていますので、特に以下の点にご注意下さい。

    • ブロッキング 両面にUVアンカー剤を塗布していますので、インキと用紙面のブロッキングに 充分ご注意下さい。
      • 製品の2段積み等、荷重をかけた状態、及び高温高湿環境下での保管はブロッキングトラブルを防止する為、 避けることをお勧めします。
      • UV印刷時、UVの照射が不足しますと未反応のモノマーインキと反対面のインキでブロッキングする 恐れがありますのでご注意ください。
      • 照射熱によりブロッキング傾向がある時は風入れを行って下さい。
    • インキの密着
      • 一般のスペシャリティーズ製品に比べ、表面が結露しやすくなっていますので、刷り出し時に必ず インキの密着をご確認下さい。
      • 両面非吸収性のため、湿し水は絞り気味で調整して下さい。
    • 糊付け
      両面が非吸収性のため、水性の接着剤を使用して表面と裏面を糊付けする時は、糊付けの状態を 必ずご確認下さい。
    • その他の注意点は一般のスペシャリティーズ製品と同じです。